
事業部門が多く、掲載すべき情報のボリュームが大きい企業サイトでは、「どこに何があるか分かりにくい」という構造の問題が起きやすくなります。
TCDのNANOは、情報量の多いBtoB企業サイトを、迷わせない構造で整理して見せることに特化したWordPressテーマです。
この記事では、NANOについて制作現場の視点から、
・どのようなサイト制作に向いているテーマなのか
・実装や提案の場面で感じるメリット
・逆に選ばない方がよいケース
といったポイントを整理して解説していきます。
目次
NANOとはどんなWordPressテーマか

TCDのNANOは、中堅〜大企業のBtoB向けコーポレートサイトを想定して設計されたWordPressテーマです。
会社案内・事業案内・実績紹介・お知らせという4つのカスタム投稿タイプを軸に、企業が発信すべき情報を体系的に整理できる構造が特徴です。
一般的なコーポレート向けテーマでは、トップページの見栄えは良くても、下層ページの構成が弱く、情報が増えるほど整理しきれなくなるケースが少なくありません。
ポイント
デザインのトーンは、誠実さや堅実さを感じさせるクリーンな印象が基調です。
華やかさや感性に訴える方向ではなく、「きちんとした会社である」ことを伝えるための硬質なデザインに仕上がっています。
NANOは、掲載情報が多い企業サイトを、構造から整えて見せたい場合に力を発揮するWordPressテーマです。
NANOの主な搭載機能 一覧
- 静止画・MP4・YouTube対応のヒーローヘッダー
- トップページ用コンテンツビルダー
- カスタム投稿タイプ「会社案内」(一覧+詳細の二重構成)
- カスタム投稿タイプ「事業案内」(親・子カテゴリー対応)
- カスタム投稿タイプ「実績紹介」
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」(カテゴリー分類+タブ切り替え)
- カスタム投稿タイプと連動したメガメニュー
- ページビルダー機能
- 保護ページ(会員限定コンテンツ)機能
- レスポンシブ対応(PC/タブレット/スマホ)
NANOの特徴と強み
一覧→詳細の二重構成で、下層ページにスポットが当たる設計

NANOの最大の特徴は、会社案内や実績紹介といったページが「一覧ページ→詳細ページ」の二重構成になっている点です。
多くのコーポレート向けテーマでは、会社概要や事業紹介は固定ページ1枚で完結する構成が一般的です。
NANOでは、たとえば会社案内の一覧ページに企業理念・社長挨拶・沿革などを並べ、それぞれに詳細ページを持たせることができます。
これにより、企業理念や社長メッセージといった「読ませたいコンテンツ」に自然とスポットが当たる構造になります。
トップページだけでなく、下層まで丁寧に見せたい企業サイトとの相性が良い設計です。
事業部門が多い企業にも対応できる「事業案内」の階層構造

NANOの事業案内は、親カテゴリー・子カテゴリー・詳細ページという多階層の構成に対応しています。
たとえば、複数の事業部門を持つ企業であれば、部門ごとに親カテゴリーを設け、その中にさらに細かいサービスや取り組みを配置するといった使い方ができます。
子カテゴリーなしの構成にも対応しているため、事業規模に応じて柔軟に調整できる点も扱いやすいポイントです。
事業内容が多岐にわたる企業ほど、この階層構造の恩恵を感じやすいと言えます。
お知らせをカテゴリー分類+タブ切り替えで整理できる

企業サイトのお知らせは、ニュース・プレスリリース・IR情報・採用情報など、性質の異なる情報が混在しがちです。
NANOでは、お知らせにカテゴリーを設定し、トップページ上で最大4つのタブで切り替え表示ができる仕組みになっています。
種別ごとに情報を整理して見せられるため、情報量が増えてもトップページがごちゃつきにくい構成です。
お知らせの発信頻度が高い企業や、複数の部門から情報が出る場合に使い勝手を感じやすい機能と言えます。
メガメニューで情報量の多いサイトでも迷わせない導線設計

NANOは、グローバルメニューにメガメニューを実装しています。
カスタム投稿タイプ「会社案内」「事業案内」と連動しており、サイト構造が複雑になっても視覚的に整理されたナビゲーションを提供できます。
通常のドロップダウンメニューでは、階層が深くなるほど見にくくなりがちですが、メガメニューであればサイト全体の構造を一目で把握しやすくなります。
情報量が多い企業サイトほど、この導線設計の効果を実感しやすい部分です。
制作目線で見たNANOの使いどころ

NANOは、掲載する情報量が多く、それを整理して見せる必要があるBtoB企業サイトに向いているWordPressテーマです。
トップページの印象だけでなく、下層ページの構成や導線まで含めて設計したい案件で、特に力を発揮します。
デザインのトーンは、誠実さ・堅実さを感じさせる硬めの印象です。
華やかさやトレンド感を求める方向ではなく、「信頼できる企業である」ことを構造とデザインの両面で伝えたい場合に選びやすいテーマと言えます。

スマホやタブレットでも同様の構成での表示となります。
実際の制作シーンでは、事業規模が大きく、部門や情報カテゴリーが多い業種との相性が良く感じられます。
おすすめの一例
製薬・メーカー・建設業・エレクトロニクス・エネルギー事業など、
会社案内・事業案内・実績紹介がそれぞれ独立した構成を持てるため、事業部門ごとの情報をしっかり届けたい企業サイトに向いています。
また、お知らせのカテゴリー分類やタブ切り替えに対応しているため、ニュース・プレスリリース・IR情報といった発信を日常的に行う企業にも使いやすい構成です。
ポイント
「情報量が多い企業サイトを、整理された状態で作りたい」
「トップページだけでなく、下層の事業紹介や会社案内までしっかり見せたい」
そんな制作案件で、NANOは選択肢に入れやすいテーマです。
逆にNANOが向いていないケース

ページ数が少ない小規模サイトの場合
NANOは、会社案内・事業案内・実績紹介・お知らせという4つのカスタム投稿タイプを軸にした構成のため、掲載する情報が少ないと構成が余ってしまいます。
会社概要と問い合わせがあれば十分、という規模感であれば、もっとシンプルなテーマの方が扱いやすいでしょう。
ビジュアル重視・感性訴求型のサイトを作りたい場合
NANOのデザインは、誠実さや堅実さを基調とした硬めのトーンです。
写真や動画で世界観を伝えるような、ビジュアル重視の表現をしたい場合には、デザインの方向性が合わない可能性があります。
ブランドイメージや感性を前面に出したい案件には、別のテーマを検討した方がよいでしょう。
ブログ更新を主軸にした運用がメインの場合
NANOはコーポレートサイトとしての情報設計に重きを置いたテーマのため、記事更新を中心に回遊させるブログ型の運用には向いていません。
ブログやオウンドメディアがメインであれば、記事一覧や回遊導線に強いテーマの方が運用しやすいでしょう。
お客様の声|NANOを導入したユーザーの総評

NANOを導入したユーザーの声からは、「BtoBサイトとしての構成の使いやすさ」と「信頼感のあるデザイン」の2点が高く評価されていることが分かります。
特に目立つのが、企業サイトに必要な構成があらかじめ整理されている点への評価です。
専門知識がなくても、テーマの構成に沿って情報を入れていくことで形になるという声が多く、社内制作でも活用されているケースが見られます。
ポイント
NANOの価格・詳細
NANO

| NANO 基本情報 | |
| テーマ名 | NANO(TCD065) |
| 開発元 | TCD(株式会社デザインプラス) |
| 価格 | ¥34,800(税込 ¥38,280) |
| 主な用途 | BtoB向けコーポレートサイト |
| 特徴的な機能 | 4種カスタム投稿タイプ、メガメニュー、お知らせタブ切り替え |
| 向いている業種・ケース | 製薬・メーカー・建設業など、事業部門が多い中堅〜大企業 |
まとめ|NANOは「情報量の多いBtoB企業サイトで迷ったら検討すべきテーマ」
NANOは、掲載情報が多いBtoB企業のコーポレートサイトを、整理された構成で見せたい場合に有力な選択肢となるWordPressテーマです。
会社案内・事業案内・実績紹介・お知らせの4つのカスタム投稿タイプにより、企業が発信すべき情報を体系的にまとめられる構造が用意されています。
ポイント
NANOはその点において、下層ページまで含めた構成力とメガメニューによるナビゲーションで、訪問者を迷わせない設計ができるテーマと言えるでしょう。
BtoB企業サイトの制作でテーマ選びに迷った際は、
「掲載する情報量が多いかどうか」「下層ページまでしっかり見せたいかどうか」を基準に、NANOを一度検討してみてください。
関連記事

