
作品や教室の魅力を、文章よりも写真で直感的に伝えたい。
Cherieは、そうした個人教室・アトリエ・ハンドメイド作家のニーズに応える、ビジュアル発信特化のWordPressテーマです。
この記事では、Cherieについて制作現場の視点から、
・どのようなサイト制作に向いているテーマなのか
・実装や提案の場面で感じるメリット
・逆に選ばない方がよいケース
といったポイントを整理して解説していきます。
目次
CherieとはどんなWordPressテーマか

TCDのCherie(シェリー)は、個人教室・アトリエ・ハンドメイド作家など、作品や活動を通じて集客・発信を行う個人事業主向けに設計されたWordPressテーマです。
サイト全体の設計が「見せる」ことを前提にしており、写真をInstagramのようにグリッド表示できるギャラリー機能や、ファーストビューでの画像・動画の活用など、ビジュアルを軸にした構成が取りやすい作りになっています。
コーポレートサイトのように情報量や構成の複雑さで見せるのではなく、作品の雰囲気やレッスンの世界観を写真で直感的に伝えたい、というニーズにフィットした設計です。

初心者でも使いやすいTCDのコンテンツビルダー
また、TCDのコンテンツビルダーが搭載されており、専門的な知識がなくてもトップページの構成を組みやすい点も特徴のひとつです。
カラープリセットも5種類用意されているため、配色に迷いやすい個人事業主でも、デザインの方向性を決めやすい環境が整っています。
ポイント
Cherieの主な搭載機能 一覧
- ブロックエディタ対応
- レスポンシブ対応(PC/タブレット/スマホ)
- 静止画・動画・YouTube対応のヘッダー3タイプ
- トップページ用コンテンツビルダー
- カスタム投稿タイプ「ギャラリー」
- カスタム投稿タイプ「お客様の声」
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- ギャラリー写真加工機能(明るさ・彩度・フィルター等)
- カラープリセット5種類/カスタムカラー機能
- LP作成機能
- SNSボタン対応(X・Instagram・YouTube・TikTok等)
- SEO機能(metaタグ・OGP・高速化)
Cherieの特徴と強み
作品を見せることに特化したギャラリー機能

Cherieの中心的な機能のひとつが、ギャラリー投稿タイプです。
写真をグリッド表示でまとめられるため、作品の一覧をInstagramのような感覚で見せることができます。
詳細ページではチェキ風の表示スタイルで補足文章も差し込めるほか、アップロードした写真はその場で明るさ・コントラスト・彩度・色相などを調整可能です。
プリセットフィルターも6種類用意されているため、写真のトーンを統一しながら並べるといった使い方もしやすくなっています。
作品点数が多い場合でも、ジャンルや種類ごとに分けて表示できるため、見る側にとっても整理されたギャラリーを提供しやすい設計です。
講師・作家のプロフィールページ機能

個人事業主のサイトでは、「誰がやっているのか」を伝えることが信頼につながる場面が多くあります。
Cherieにはプロフィールページ機能が用意されており、講師紹介・実績・活動歴などをまとめて掲載できます。
複数の講師がいる場合でも、それぞれのプロフィールページを作成できる設計になっているため、グループ教室や複数名で運営しているアトリエにも対応しやすい構成です。
SNSへの誘導リンクも設置できるため、ホームページとSNSをつなぐ動線も組みやすくなっています。
コンテンツビルダーとカラープリセットによる制作のしやすさ

トップページの構成はTCDのコンテンツビルダーで組めるため、フリースペース・ギャラリー・記事一覧などのブロックを並べ替えながら、ページ全体のレイアウトを調整できます。
表示・非表示の切り替えも直感的に操作できるため、更新作業を自分で行いたいクライアントにも渡しやすい設計です。

全体のカラーイメージを選択可能
配色面ではデザイナーが設定したプリセットカラーが5種類用意されており、方向性が決まっていればすぐにサイトの雰囲気に反映できます。
カラーピッカーによる個別調整も可能なため、ブランドカラーが決まっているケースにも対応できます。
SNS集客からホームページへの導線構築

InstagramやX(旧Twitter)中心で活動している個人事業主にとって、ホームページは「流れない情報を蓄積する場所」として機能します。
Cherieは作品・教室案内・お客様の声・申し込みといった情報をひとつのサイトに整理しやすい構成になっており、SNSからホームページへ、そして問い合わせや申し込みへとつながる導線を作りやすいテーマです。

イベント用のランディングページなども準備できます。
制作目線で見たCherieの使いどころ

Cherieは、作品やレッスンをビジュアルで伝えることを主軸にした個人事業主向けのテーマです。
コーポレートサイトのような情報の厚みや構成の複雑さよりも、「雰囲気や世界観を写真で直感的に伝えたい」という用途にはまる場面が多いテーマと言えます。
特に、SNSでは発信しているものの、ホームページとしてまとまった情報を持てていないという個人事業主の案件では、導線設計の面でも使いどころがあります。
作品一覧・教室案内・プロフィール・お客様の声・問い合わせといった構成を一通りカバーできるため、「SNSの補完としてのホームページ」から「集客の軸になるホームページ」への移行を意識した設計が組みやすいテーマです。

スマホ表示用にももちろん最適化されています。
制作者目線では、コンテンツビルダーやカラープリセットによってページの骨格を素早く組みやすく、クライアントへの更新引き渡しもしやすい構成になっている点が、実務上の使い勝手につながります。
専門知識のない個人事業主でも運用を継続しやすい設計のため、納品後のサポートコストを抑えやすい点も考慮に入れやすいテーマです。
価格帯がTCDテーマの中では抑えめな設定になっていることも、予算に余裕がない個人事業主案件では選びやすい要素のひとつです。
おすすめの一例
フラワーアレンジメント・カリグラフィー・料理などの個人教室、ハンドメイド作家・クラフト系アーティスト、フォトグラファーや小規模アトリエなど、
作品点数やビジュアル素材がある程度そろっており、「写真を中心に活動の魅力を見せたい」という方向性が明確な案件であれば、Cherieは制作の進めやすさと仕上がりのバランスが取りやすいテーマです。
導入前に知っておきたいポイント

Cherieは「写真で見せる」ことを前提にしたテーマなので、契約前にクライアントと認識を合わせておきたいポイントがいくつかあります。
実際に制作・運用していくうえで効いてくる部分を整理しておきます。
写真素材の量と質が仕上がりを左右する
Cherieの完成度は、用意できる写真素材にかなり依存します。
デモサイトのような雰囲気を出すには、トーンの揃った作品写真やレッスン風景が一定量必要になります。
スマホで撮った素材でもフィルター機能で補正できますが、点数が少なかったり明るさがバラバラだったりすると、ギャラリーが活きてきません。
素材が不足しそうな案件では、撮影や素材準備の工数・コストを見積もりの段階で織り込んでおくと安心です。
「作って終わり」ではなく更新を前提に設計する
このテーマはSNSと並走させて、ホームページに情報を蓄積していく使い方で力を発揮します。
逆に言えば、納品後に更新されないまま放置されると、SNSとの情報差が出て魅力が薄れていきます。
納品時に、ギャラリー追加やお知らせ更新の手順をクライアントと共有しておくと、運用が続きやすくなります。
コンテンツビルダーの操作自体はシンプルなので、簡単な更新マニュアルを添えるだけでも継続率が変わってきます。
逆にCherieが向いていないケース

大規模な企業サイトや情報量の多いコーポレートサイト
Cherieは個人事業主スケールの情報構成を前提にした設計です。
事業部が複数ある企業サイトや、サービス紹介・採用・IR情報といったページ数の多いコーポレートサイトには、ページ構造がシンプルすぎる場面が出てきます。
企業としての規模感や信頼感を重視したサイトであれば、コーポレート向けに設計されたテーマを選ぶ方が設計の見通しが立ちやすいでしょう。
作品をそのままECサイトで販売したい場合
ギャラリー機能で作品を見せることはできますが、Cherieはオンライン販売を前提とした作りにはなっていません。
カート機能や決済フローが必要な場合は、EC対応のテーマを選ぶ方が適しています。
「見せる」と「売る」を同じサイトで完結させたい場合は、商品をクリーンに見せられるEC向けテーマの方が無理なく組めます。
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写真・ビジュアル素材が少ない場合
Cherieはギャラリーや写真を中心に見せる構成が前提になっているため、ビジュアル素材が少ない状態では、テーマの設計を活かしきれないことがあります。
文章中心のサイトや、写真素材をほとんど用意できない場合は、別のテーマの方がバランスよく仕上がる可能性があります。
なお、作品展示そのものを主役にしたいギャラリー特化の案件であれば、展示に振り切ったテーマの方が見せ方の幅が広がります。
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お客様の声|Cherieを導入したユーザーの総評

Cherieを導入したユーザーの声からは、デザインへの満足度の高さと、運用のしやすさに対する評価が多く見られます。
特に目立つのが、ファーストビューや全体のデザインの雰囲気に対する反応です。
「イメージ通りだった」「デザインが決め手になった」という声が複数あり、見た目の方向性がはっきりしているテーマであることが、導入の後押しになっているケースが多いようです。
TCDの企業向けテーマに堅い印象を持っていた人が、Cherieで印象が変わったという声も見られます。
次に多いのが、運用面への言及です。
専門知識がなくてもページを整えやすく、自分でコンテンツを更新・ブラッシュアップしていけるという点が、個人事業主にとって実用的に受け取られています。
ポイント
また、教室や作家業だけでなく、結婚相談所のような個人運営のサービスサイトに採用された例もあり、ホームページを持つことでSNSだけでは伝えきれなかった情報をまとめて発信できるようになったという声も見られます。
集客導線の整備という観点でも一定の効果が出ているようです。
Cherieの価格・詳細
Cherie

| Cherie 基本情報 | |
| テーマ名 | Cherie(シェリー) |
| 開発元 | 株式会社デザインプラス(TCD) |
| 価格 | 29,800円(税込 32,780円) |
| 主な用途 | 個人事業主向けサイト/ポートフォリオ/ビジュアル発信サイト |
| 特徴的な機能 | ギャラリー投稿タイプ、写真加工・フィルター、プロフィールページ、コンテンツビルダー、カラープリセット5種 |
| 向いている業種・ケース | 個人教室、アトリエ、ハンドメイド作家、フォトグラファー、料理・フラワー教室など |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
まとめ|Cherieは「ビジュアル発信の個人事業主に向いたテーマ」
Cherieは、作品やレッスンをビジュアル中心で発信したい個人事業主に向けて設計されたWordPressテーマです。
ギャラリー機能やプロフィールページ、教室案内など、活動の魅力を整理して伝えるための構成が一通りそろっており、SNS集客からホームページを軸にした導線へと移行したい場合に使いやすいテーマと言えます。
ポイント
一方で、ビジュアル素材が少ない案件や、EC機能・大規模な企業サイトへの対応が必要な場合は、別のテーマを検討する方が設計の見通しが立ちやすいでしょう。
「作品や教室の雰囲気を写真で伝えたい」「SNSだけでは流れてしまう情報をホームページにまとめたい」そういった用途が明確な案件であれば、Cherieは選択肢として検討しやすいテーマです。
導入前にデモサイトで実際の表示や雰囲気を確認しておくと、判断しやすいです。
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