
トップページを開いた瞬間、フルスクリーンの映像で世界観を伝えたい。
ORIONは、そうした「第一印象で惹きつける」ニーズに応える、映像表現に特化したTCDのWordPressテーマです。
この記事では、ORIONについて制作現場の視点から、
・どんなサイト制作に向いているテーマなのか
・動画ヘッダーや特別ページを活かす使いどころ
・導入前に準備しておくべきこと、逆に選ばない方がよいケース
といったポイントを整理して解説していきます。
目次
ORIONとはどんなWordPressテーマか

ORIONは、ファーストビューにフルスクリーンの映像を据えて、サイトの世界観を一瞬で伝えることに特化したビジュアル重視のWordPressテーマです。
ヘッダーにはMP4動画・YouTube・画像スライドの3タイプを設定でき、トップページを開いた瞬間に強い印象を残せます。
動画は静止画より伝えられる情報量が多く、言葉で説明する前に「どんなサイトなのか」を感覚的に届けられるのが特徴です。
デモサイトはリゾート・トラベルをイメージした構成ですが、画像やカラーを差し替えるだけで全体の印象は大きく変わります。
そのため業種を限定せず、世界観をビジュアルで見せたいサイト全般に使えるテーマと言えます。
ORIONは、デザインのインパクトと運用のしやすさを両立しながら、第一印象で惹きつけるサイトを作りたい場合に有力な選択肢になります。
ORIONの主な搭載機能 一覧
- ヘッダー3タイプ(MP4動画・YouTube・画像スライド)
- ヘッダーオーバーレイ機能(そのまま・暗くする・ドットパターン)
- カスタム投稿タイプ「特別ページ」(スライダー+タブ構成)
- 固定ページテンプレート5種類(2カラム・1カラム・LP型3種)
- ページビルダー(最大6カラム分割)
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- フォント・カスタムカラー一括変更機能
- スマホ専用フッターバー
- SNSボタン・OGP機能
- ページごとのmeta設定(SEO強化)
- レスポンシブ対応(PC/タブレット/スマホ)
ORIONの特徴と強み(制作視点)
落ち着いた高級感を保てるヒーローヘッダー

ORIONの代表的な機能が、フルスクリーンで映像を流すヒーローヘッダーです。
インパクトの強さに目が行きがちですが、ORIONの場合は派手さに振り切らず、落ち着いた品のある見せ方ができる点が制作目線では扱いやすいところです。
ヘッダーにはオーバーレイ機能があり、映像を暗くしたりドットパターンをかけたりできます。
素材そのままだと主張が強すぎる場合でも、トーンを落ち着かせてシックにまとめられるため、ブランドの世界観に合わせて印象を調整しやすい設計になっています。
商品・プランを並べやすい「特別ページ」

ORIONで独自性が高いのが、カスタム投稿タイプの「特別ページ」です。
スライダーとタブ別スペースをショートコードで好きな位置に配置でき、商品やサービスを整理して見せられます。
たとえば旅行会社のツアープラン紹介や、複数の商品ラインナップの掲載のように、項目が多い情報でも、スライダーとタブで視覚的に分けながら並べられます。
タブ内は通常の投稿エディタが使えるため、写真・動画・長文を自由に組み込め、そのまま販売ページやランディングページとしても機能します。
ポイント
役割に応じて選べる5種類の固定ページ

ORIONには、通常の2カラム・1カラムに加えて、デザインされたLP型テンプレートが3種類用意されており、計5種類から選べます。
会社概要は読ませる構成、サービス紹介は世界観重視のLP型といったように、ページの役割ごとにレイアウトを切り替えられます。
一般的なテーマだと固定ページのレイアウトが1種類で調整に手間がかかりがちですが、ORIONはテンプレートを選ぶだけで使い分けられるため、構成に迷いにくいのが利点です。
初心者でも扱えるページビルダー

ORIONは固定ページや投稿を最大6カラムまで分割できるページビルダーを標準装備しています。
分割した枠の中にスライダー・タブ・Googleマップ・見出しなどをドラッグ操作で配置でき、HTML/CSSの知識がなくてもレイアウトを組めます。
コンセプトページやブログ記事に動きを持たせたい場合にも、手間をかけずに見せ方を整えられます。
制作目線で見たORIONの使いどころ

ORIONは、ビジュアルで世界観を伝えることが成果につながる案件に向いているテーマです。
文章で説明するより先に、映像や写真で雰囲気を感じてもらいたいサイトで力を発揮します。
特に相性がよいのが、トラベル系の事業者です。
旅行会社のように複数のツアープランやプランの詳細を扱うサイトでは、ヒーローヘッダーで旅先の魅力を映像で伝えつつ、特別ページでプランを並べて見せる、という構成が自然に組めます。
また、クリエイターのポートフォリオ用途にも使いやすいテーマです。

スマホやタブレットでも同様の設計となります。
フォトグラファーや映像作家が自分の作品をフルスクリーンで見せ、実績やプロジェクトを特別ページで並べる、といった見せ方ができます。
実際にフォトグラファーやデザイン事務所での導入事例も見られ、作品そのものが商材になる業種と好相性です。
ホテル・リゾート・インテリアなど、空間や商品の質感をビジュアルで伝えたい業種全般でも、用途を選ばず使える汎用性があります。
おすすめの一例
旅行・トラベル、ホテル・リゾート、クリエイター・フォトグラファー、インテリア・設計事務所など
「第一印象で惹きつけたい」「ビジュアルと詳細情報を両立させたい」という案件で、ORIONは候補に入れやすいテーマです。
導入前に知っておきたいポイント

ファーストビューの動画素材は最優先で準備する
ORIONはファーストビューの映像を主役にした構成のため、ここに据える動画・映像の質が、サイト全体の印象をほぼ決めると言っていいテーマです。
裏を返すと、素材が用意できないままだとデモサイトのような完成度には届きません。
導入を決めた段階で、まず「どんな映像をヘッダーに使うか」を最優先で固めておくことをおすすめします。
動画素材の調達コスト・工数を見込んでおく
テーマ代以外で見込んでおきたいのが、動画素材まわりのコストです。
撮影から用意する場合は撮影・編集の費用と時間がかかり、ストック素材を使う場合も、世界観に合うものを選ぶ手間が発生します。
ファイルサイズが大きい動画はページ表示速度にも影響するため、書き出し設定や容量の調整もあわせて見ておくと安心です。
提案するかどうかは「映像素材があるか」で線引きする
クライアントからビジュアル重視のサイト相談を受けた場合、ORIONを提案するかどうかは「ヘッダーに使える映像・写真素材を用意できるか」で判断すると分かりやすいです。
素材がしっかり用意できる、あるいは予算を確保できる案件なら、ORIONは有力候補になります。
逆に素材の準備が難しい案件では、静止画ベースでも見栄えするテーマを別途提案した方が、結果的に満足度の高いサイトになります。
逆にORIONが向いていないケース

テキスト中心のブログ・情報メディアを運用したい場合
ORIONは映像で見せる構成が前提のため、文章を読ませることが主体のブログや情報メディアには、機能が噛み合いにくい面があります。
記事の回遊や読みやすさを重視するなら、ブログ運用向けのテーマの方が扱いやすいでしょう。
ブログ・情報メディア中心の運用を考えている場合は、ブログ向けテーマをまとめた記事も参考にしてください。
数値・実績を論理的に見せたい企業サイトの場合
ORIONは感覚的に伝えることが得意な反面、実績や数値をデータとして整理して見せる用途には向いていません。
論理的な説得力でBtoBの信頼を得たい企業サイトでは、チャートや実績表示に強いテーマの方が適しています。
実績や数値を軸に見せたいコーポレートサイトの場合は、用途に合ったテーマをまとめた記事も参考になります。
映像・写真素材を用意できない場合
繰り返しになりますが、ORIONはヒーローヘッダーの素材ありきのテーマです。
動画や質の高い写真をどうしても用意できない場合は、テーマの魅力を引き出しきれず、コストに見合わない結果になりかねません。
お客様の声|ORIONを導入したユーザーの総評

ORIONを導入したユーザーの声からは、「ファーストビューの映像によるインパクト」への評価が多く見られます。
特に多いのが、トップページにフルスクリーンで動画を使える点への満足の声です。
フォトグラファーが作品サイトに採用したり、輸入インテリアを扱う事業者が商品をダイナミックな写真で見せたりと、ビジュアルそのものを主役にする使い方で選ばれているケースが目立ちます。
また、設計事務所がオシャレな雰囲気を出すために導入した例や、Web制作会社がクライアントサイトに繰り返し採用している例もあり、業種を問わず「世界観を見せたい」場面で支持されていることが伺えます。
ポイント
ORIONの価格・詳細
ORION

| ORION 基本情報 | |
| テーマ名 | ORION(tcd037) |
| 開発元 | TCD(株式会社デザインプラス) |
| 価格 | 12,980円(税込 14,278円) |
| 主な用途 | ブランドサイト / コーポレートメディア / ポートフォリオ / トラベル系サイト |
| 特徴的な機能 | 動画ヒーローヘッダー(3タイプ)、特別ページ(スライダー+タブ)、固定ページテンプレート5種、ページビルダー |
| 向いている業種・ケース | 旅行・トラベル、ホテル・リゾート、クリエイター・フォトグラファー、インテリア・設計事務所など |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
まとめ|ORIONは「映像で世界観を見せたいなら検討すべきテーマ」
ORIONは、フルスクリーンの映像でサイトの第一印象を作り込みたい場合に、有力な選択肢となるWordPressテーマです。
落ち着いた高級感を保てるヒーローヘッダーと、商品やプランを並べやすい特別ページの組み合わせで、ビジュアルと情報量を両立したサイトを構築できます。
トラベル系やクリエイターのポートフォリオなど、世界観そのものが価値になる案件と特に相性のよいテーマです。
一方で、その魅力を引き出せるかどうかは、ファーストビューに据える映像素材の準備にかかっています。
ポイント
導入前にデモサイトで実際の表示や動きを確認しておくと、より判断しやすいです。
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