
美容室やバーバーのサイト制作では、「カットやスタイルの実例をどう見せるか」が集客力に直結するポイントになります。
TCDのHOMMEは、スタイルギャラリーとスタッフプロフィールの連携を軸に設計された、理容室・美容室向けのWordPressテーマです。
この記事では、HOMMEについて制作現場の視点から、
・どのようなサイト制作に向いているテーマなのか
・実装や提案の場面で感じるメリット
・逆に選ばない方がよいケース
といったポイントを整理して解説していきます。
目次
HOMMEとはどんなWordPressテーマか

TCDのHOMMEは、理容室・美容室・バーバーのサイト制作を想定して設計された店舗向けWordPressテーマです。
カットやスタイリングの作例をギャラリー形式で掲載し、担当スタッフとの紐づけまでできる仕組みが特徴で、単なる店舗紹介にとどまらない「見せる設計」が組み込まれています。
トップページではロゴや動画を大きく使ったファーストビューが前提となっており、店舗の世界観やブランドイメージを直感的に伝えやすい構成です。
さらに、予約ボタン・電話ボタンといった来店への導線もヘッダーやフッターに標準で組み込まれており、サイトを見たユーザーが自然にアクションを起こせるよう設計されています。
ポイント
追加プラグインに頼らず、テーマの標準機能だけでサイトを完結させやすい構成になっています。
HOMMEは、美容室やサロンを中心に、「作品とスタッフを見せながら、予約・来店につなげたい」店舗サイトに向いたWordPressテーマです。
HOMMEの主な搭載機能 一覧
- 静止画・動画・YouTube対応のヘッダースライダー
- トップページ用 コンテンツビルダー
- カスタム投稿タイプ「スタイル」(ギャラリー形式)
- スタッフプロフィール作成&スタイルとの紐づけ機能
- メニュー / コース(料金表)作成機能
- LP作成機能(固定ページテンプレート)
- ロゴ・キャッチフレーズ対応のローディング演出
- プリセットカラー5色+カスタムカラー対応
- SEO基本機能(metaタグ・OGP・高速化対応)
- レスポンシブ対応(PC/タブレット/スマホ)
HOMMEの特徴と強み
ファーストビューの表現力とブランディング設計

HOMMEの大きな特徴は、ファーストビューで店舗の世界観をしっかり印象づけられる設計にあります。
ヘッダーには静止画(複数枚スライダー)・MP4動画・YouTube動画を設定でき、ロゴ画像やキャッチフレーズを重ねて表示することも可能です。
加えて、サイト表示時のローディング画面にもロゴやキャッチコピーを設定できるため、ページが開いた瞬間からブランドの空気感を伝えることができます。
配色もプリセット5色とカスタムカラーに対応しており、店舗の雰囲気に合わせたトーンを作りやすい設計です。

画面を表示した際のローディング画面も設定可能
スタイルギャラリーとスタッフの連携構造

HOMMEの最も実用的な強みが、カスタム投稿「スタイル」とスタッフプロフィールの紐づけ機能です。
カットやスタイリングの作例をギャラリー形式で掲載し、それぞれに担当スタッフを紐づけることで、「スタイルページ → スタッフプロフィール → そのスタッフのブログ記事一覧」という自然な回遊導線が生まれます。
この仕組みがあることで、ユーザーは気になるスタイルから担当者を知り、その人の他の作例やブログまで辿れるようになります。
スタイル・プロフィール・ブログの3つをそれぞれ充実させるほど相乗効果が生まれる設計で、サイト全体のコンテンツが「スタッフの実力を伝える営業ツール」として機能しやすくなっています。
予約・来店につなげる導線設計

店舗サイトは「見て終わり」ではなく、予約や来店というアクションにつながって初めて成果が出ます。
HOMMEでは、PCヘッダーに予約ボタン、スマホではドロワーメニュー内に予約ボタン+電話ボタンが表示される仕様になっており、サイト内のどのページを閲覧していても来店導線が途切れない設計です。
フッターにも営業時間・住所・予約ボタンをウィジェットで配置できるため、ページ下部まで読んだユーザーにも自然にアクションを促せます。
こうした導線がテーマ側で最初から用意されている点は、制作時に導線設計を一から組む手間を省けるメリットにもなります。
店舗運用に必要なページ構成が揃っている

HOMMEは、メニュー/コース(料金表)・お客様の声・LP・ABOUTページ・ブログ・お知らせといった、店舗サイトで必要になるページ構成がテーマの中にひと通り揃っています。
料金表はデザイン2タイプから選べ、固定ページ内で項目の追加・並び替え・削除も簡単に操作できます。
LPも固定ページテンプレートから作成でき、ヘッダーやサイドバーの表示・非表示を切り替えることで、キャンペーンページや物販ページなど用途に応じたレイアウトに仕上げられます。
追加プラグインに頼らず、テーマの標準機能だけで店舗サイトを完結させられるのは、運用面での負担を減らす上でも大きなメリットです。
制作目線で見たHOMMEの使いどころ

HOMMEは、「作品やスタイルを見せることが集客に直結する業種」のサイト制作に向いているWordPressテーマです。
大手予約サイト依存から脱却して、自店舗のブランドイメージを自前のサイトでしっかり打ち出したいケースで力を発揮します。
メインターゲットは理容室・美容室・バーバーですが、スタイルギャラリーとスタッフ連携の仕組みは汎用性があり、「作品 × 担当者」を見せたい業種であれば十分に応用が効きます。
おすすめの一例
ネイルサロン・タトゥースタジオ・アートメイクサロン・まつげエクステサロン・クラフトショップ・アパレル系のスタイルブックなど
いずれも、「この人にお願いしたい」とユーザーに思ってもらうことが成約に直結する業種です。
スタイルギャラリーでビジュアルを見せ、スタッフプロフィールで人柄や得意分野を伝え、ブログで専門性を積み重ねる。
この流れをテーマの標準機能だけで実現できるのがHOMMEの使いどころと言えます。

スマホでも同様のスタイルで表示
また、個人〜数名規模の小規模サロンにとっては、制作コストを抑えつつ「きちんと作り込まれたサイト」に仕上げられる点も見逃せません。
コンテンツビルダーやメニュー作成機能など、専門知識がなくても運用できる設計になっているため、オーナー自身がサイトを更新・管理していく運用スタイルにも適しています。
逆にHOMMEが向いていないケース

企業サイトや情報量の多いコーポレートサイトを作りたい場合
HOMMEは店舗サイトに特化した設計のため、会社概要・事業紹介・採用ページなどを中心としたコーポレートサイト用途には構成が合いません。
企業としての信頼感やスケール感を伝えたい場合は、コーポレート向けテーマを選んだ方が設計の方向性に合います。
ECサイトとしてオンライン販売を本格運用したい場合
HOMMEにはWooCommerceやWelcartとの連携機能は搭載されていません。
LP的な簡易ページで物販を紹介することは可能ですが、商品管理・カート・決済といった本格的なEC機能が必要な場合は、EC対応テーマを選ぶ方が現実的です。
ブログやメディア運営を主軸にしたい場合
HOMMEにもブログ機能は搭載されていますが、あくまで店舗サイトの補助的な位置づけです。
記事一覧のレイアウトや回遊導線は、ブログ特化テーマほど作り込まれていないため、メディアとしての集客を主軸にする用途であれば別のテーマの方が適しています。
お客様の声|HOMMEを導入したユーザーの総評

HOMMEについては、公式サイトおよび主要な第三者メディアにおいて、導入ユーザーによるレビューや評価は現時点で確認できませんでした。
ただし、テーマの設計から読み取れる運用上の特性として、スタイルギャラリーやスタッフプロフィール、ブログといったコンテンツを継続的に追加・更新していくことでサイト全体の情報量と回遊性が高まる構造になっています。
ポイント
また、事例サイトを見ると、美容室やバーバーを中心に実際の導入が確認でき、デモサイトの配色や構成をベースにしつつ、店舗ごとの写真やロゴで独自の雰囲気を作り上げているケースが多い印象です。
画像のクオリティがサイト全体の印象を大きく左右するテーマでもあるため、素材の準備が成果を分けるポイントになりそうです。
HOMMEの価格・詳細
HOMME

| HOMME 基本情報 | |
| テーマ名 | HOMME(TCD107) |
| 開発元 | TCD(株式会社デザインプラス) |
| 価格 | 32,000円(税込 35,200円) |
| 主な用途 | 理容室・美容室・バーバー・サロン系店舗サイト |
| 特徴的な機能 | スタイルギャラリー、スタッフ連携、予約導線、料金表作成、LP作成 |
| 向いている業種・ケース | 美容室、バーバー、ネイルサロン、タトゥースタジオ、作品×スタッフを見せたい店舗全般 |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
まとめ|HOMMEは「作品とスタッフで集客したい店舗サイト」に向いたテーマ
HOMMEは、スタイルギャラリーとスタッフプロフィールの連携を軸に、作品を見せながら予約・来店までつなげる導線が設計された店舗向けWordPressテーマです。
理容室・美容室に限らず、「この人にお願いしたい」とユーザーに思わせることが成約に直結する業種であれば、幅広く活用できるテーマと言えます。
ポイント
「スタッフの実力を見せて指名や予約につなげたい」
「大手予約サイト依存から自社サイトでのブランディングに切り替えたい」
そうした案件で、HOMMEは検討する価値のあるテーマです。
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