
自社メディアやオウンドメディアを立ち上げたいけれど、「どのWordPressテーマを選べば読まれるサイトになるのか」が分からない。
Webメディア向けのWordPressテーマ選びでは、記事の読みやすさや回遊のしやすさだけでなく、コンテンツの見せ方や収益化の仕組みまで見ておく必要があります。
本記事では、Webメディア向けに適したWordPressテーマを3つ厳選し、制作者目線でそれぞれの特徴・向いている場面・選び方の基準を整理しました。
TCDシリーズの中から、メディアの方向性ごとに使い分けられるテーマを比較します。
「自分のメディアにはどのテーマが合うか」を判断する材料として活用してください。
目次
WebメディアのサイトでWordPressテーマを選ぶときのポイント

メディア向けのWordPressテーマは種類が多く、「なんとなくデザインが好み」で選ぶと、運用が始まってからコンテンツの見せ方や導線が思い通りにいかないことがよくあります。
テーマを選ぶ前に、まず自分のメディアで何を重視するかを整理しておくと、選択肢を絞りやすくなります。
Webメディア向けテーマを選ぶうえで、特に押さえておきたいポイントは以下の3つです。
記事の見せ方と回遊設計
トップページや記事一覧のレイアウトが豊富で、読者が自然に次の記事へ進みやすい導線があるかを確認します。
メディアは1記事だけ読まれて離脱するより、関連記事へ読み進めてもらえるかが滞在時間や成果に直結します。
一覧の見せ方や特集ページの作りやすさは、テーマによって差が出る部分です。
収益化の仕組み
広告の挿入、有料記事の販売、アフィリエイトなど、収益化に必要な機能がテーマ側に組み込まれているかを見ておきます。
特に有料記事の販売は、対応するテーマと対応しないテーマがはっきり分かれます。
どう稼ぐかを先に決めておくと、必要な機能を持つテーマを選びやすくなります。
更新・運用のしやすさ
記事の投稿やカテゴリ管理が直感的に行え、コンテンツが増えてもサイト全体が整理された状態を保てるかを確認します。
メディアは記事数が増えるほど真価を発揮しますが、同時に管理も煩雑になりがちです。
投稿の型がテーマ側で用意されていると、運用の負担を抑えられます。
ポイント
・収益化の仕組み:広告・有料記事・アフィリエイトに対応しているか
・更新・運用のしやすさ:記事が増えても整理された状態を保てるか
以下で紹介するテーマは、これらの要件を満たすものを選んでいます。
比較一覧
| Webメディア向けテーマ 比較一覧 | |||
| 項目 | VOYAGE | REHUB | meets |
| 特徴 | 有料記事販売・PWA対応の読まれるメディア構築 | 口コミ・レビュー投稿型のポータルメディア構築 | 写真・動画で魅せるビジュアルメディア構築 |
| デザインの方向性 | 洗練アニメーション・マガジン系 | 情報整理・ポータル系 | 没入感・ビジュアル重視系 |
| 向いているケース | オウンドメディア・情報発信・コンテンツ販売 | レビューサイト・比較メディア・地域情報 | 観光・地域・ライフスタイル系メディア |
| 価格 | 36,900円(税込 40,590円) | 63,000円(税込 69,300円) | 25,800円(税込 28,380円) |
VOYAGE(TCD121)|有料記事販売もできる「読まれるメディア」構築テーマ

VOYAGEは、記事コンテンツを軸にした本格的なWebメディアを構築するために設計されたWordPressテーマです。
TCDシリーズの中でも最新のメディア向けテーマで、有料記事の販売機能やPWA対応など、他のテーマにはない独自機能を備えています。
Webメディア向けとして選びやすい理由
VOYAGEがメディア用途で特に強いのは、「記事を読ませる仕組み」と「収益化の仕組み」が最初からテーマに組み込まれている点です。
トップページには、マスクアニメーションや慣性スクロールなど、他のメディアとの差別化につながる演出が用意されています。
「どこにでもあるメディア」に見えてしまうことを避けたいサイトでは、こうしたビジュアル面の個性がアクセスの定着に効いてきます。
記事の種類も、通常の投稿に加えて「特集」「お知らせ」といったカスタム投稿タイプが用意されており、インタビュー記事・特集コンテンツ・ニュース配信など、メディアに必要なコンテンツ構造が最初から整理されています。
もうひとつの大きな強みが、Stripeと連携した有料記事販売機能です。
記事の一部を有料化したり、定期購読(サブスクリプション)形式で販売したりと、プラグインなしでコンテンツの収益化が可能です。
さらに、会員登録時にメールアドレスを取得できるため、メルマガ配信のリスト獲得にもつながります。
PWA対応のプラグインも付属しており、スマホのホーム画面にサイトを追加してもらうことで、再訪を促す仕組みも作れます。
注意点
メディアサイト向けに特化しているため、コーポレートサイトや店舗サイトのような構成には向いていません。
また、有料記事販売を使う場合はStripeアカウントの取得と決済連携の初期設定が必要になります。
機能自体はテーマに含まれていますが、「買えばすぐ課金が始まる」わけではなく、決済まわりの準備工数を見込んでおくと安心です。
| VOYAGE 基本情報 | |
| テーマ名 | VOYAGE(TCD121) |
| 開発元 | TCD |
| 価格 | 36,900円(税込 40,590円) |
| 主な用途 | Webメディア・オウンドメディア |
| 特徴的な機能 | 有料記事販売(Stripe連携・定期購読対応)、PWA対応、マスクアニメーション、特集・お知らせカスタム投稿、コンテンツビルダー |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
REHUB(TCD099)|口コミ・レビューが集まるメディアを構築できるテーマ

REHUBは、ユーザーからの口コミ・レビュー投稿を集めて運営するタイプのメディアサイトに特化したWordPressテーマです。
自分で記事を書いて発信するメディアとは構造がまったく異なり、「ユーザー参加型のコンテンツ」を軸にサイトを成長させていく設計になっています。
Webメディア向けとして選びやすい理由
REHUBが他のメディア向けテーマと決定的に違うのは、「自分で記事を書かなくても、ユーザーの投稿でコンテンツが増えていく」という設計です。
口コミ投稿機能では、複数の評価項目でスター評価ができ、承認制・即時公開の切り替えにも対応しています。
投稿された口コミは自動でランキングに反映され、いいね数による表示順の変更も可能です。
カテゴリやタグによる絞り込み検索も搭載しており、掲載数が増えてもユーザーが目的の情報にたどり着きやすい構成になっています。
日本地図コンテンツも用意されているため、全国規模の口コミサイトにも対応可能です。
ランキングページにはネイティブ広告の枠も設置できるため、収益化の導線もテーマ側で整っています。
飲食・美容・宿泊・観光スポットなど、口コミと相性の良いジャンルでメディアを立ち上げたい場合に力を発揮するテーマです。
注意点
価格は63,000円(税込 69,300円)とTCDテーマの中でも高めの設定です。
また、口コミ投稿を前提とした設計のため、自分で記事を書いて発信するスタイルのメディアには構造が合いません。
加えて、口コミ型サイトは公開直後は投稿がほぼ集まらず、ランキングや絞り込みが機能し始めるまでに一定の投稿数が必要です。
最初の投稿をどう集めるかを運用計画に織り込んでおく必要があります。
| REHUB 基本情報 | |
| テーマ名 | REHUB(TCD099) |
| 開発元 | TCD |
| 価格 | 63,000円(税込 69,300円) |
| 主な用途 | 口コミサイト・レビューサイト・比較メディア |
| 特徴的な機能 | スター評価付き口コミ投稿、ランキングページ、絞り込み検索、日本地図コンテンツ、ネイティブ広告枠 |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
meets(TCD086)|写真と動画で魅せるビジュアルメディア向けテーマ

meetsは、写真や動画を大きく使って「場所の空気感」や「体験の魅力」を伝えるタイプのWebメディアに向いたWordPressテーマです。
デモサイトは台湾の観光メディアを想定して作られていますが、飲食・ライフスタイル・地域情報など、写真映えするコンテンツを扱うメディア全般に使えます。
Webメディア向けとして選びやすい理由
meetsの最大の特徴は、ファーストビューの没入感です。
フルスクリーンのヘッダー動画、パララックス演出、無限ループのギャラリーカルーセルなど、トップページだけでサイトの世界観を印象づけられる演出が揃っています。
記事コンテンツも、通常の投稿に加えて「特集ページ」「ギャラリーページ」が用意されており、インタビュー記事や対談コンテンツ、フォトギャラリーなど、メディアとしてのコンテンツの幅を広げやすい構成です。
CTA(行動喚起ボタン)は3つまで登録でき、ランダム表示によるABテストも可能です。
広告の挿入やSNSシェアボタンも標準搭載されているため、集客と収益化の基盤がテーマに含まれています。
また、多言語対応のデモサイト(日本語・中国語・英語)が用意されている点からも分かるように、インバウンド向けの情報発信や海外向けメディアとの相性も良いテーマです。
価格は25,800円(税込 28,380円)と、メディア向けテーマとしてはかなり手頃で、初めてのメディア立ち上げにも選びやすい価格帯です。
注意点
ビジュアル重視の設計のため、テキスト中心の情報メディアやシンプルな構成には合いません。
また、写真や動画ありきのデザインなので、デモサイトと同等の見栄えにするには質の高い写真・動画素材を相応の量そろえる必要があります。
素材の準備量が仕上がりを大きく左右する点は、制作前に見込んでおきたいところです。
収益化についても、VOYAGEのような有料記事販売機能は搭載されていないため、コンテンツ販売を軸にしたい場合はVOYAGEの方が適しています。
| meets 基本情報 | |
| テーマ名 | meets(TCD086) |
| 開発元 | TCD |
| 価格 | 25,800円(税込 28,380円) |
| 主な用途 | 観光メディア・ビジュアルメディア |
| 特徴的な機能 | フルスクリーンヘッダー動画、ギャラリーページ、特集ページ、パララックス、CTA(ABテスト対応)、多言語対応 |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
迷ったときの選び方ガイド

3つのテーマはそれぞれメディアの方向性が異なるため、「自分のメディアで何を軸にするか」を基準に選ぶと迷いにくくなります。
まず、「コンテンツを自分(自社)で書いて発信するか、ユーザーの投稿でコンテンツを集めるか」で大きく分かれます。
ユーザーの口コミやレビューでサイトを育てたい場合は、REHUBが唯一の選択肢です。
自分で記事を書いて発信するスタイルであれば、VOYAGEかmeetsのどちらかになります。
次に、「収益化の仕組み」で絞ります。
有料記事の販売やサブスクリプション型の収益化を見据えているなら、VOYAGEが最適です。
広告やアフィリエイト中心で、まずは費用を抑えてメディアを立ち上げたいなら、meetsが導入しやすい選択肢です。
ポイント
・自分で書く+有料記事やサブスクで収益化したい → VOYAGE
・写真・動画メインのメディアをまず手頃に始めたい → meets
Webメディア向けWordPressテーマのよくある質問
有料記事の販売やサブスク課金ができるのはどのテーマですか?
有料記事の販売や定期購読(サブスクリプション)に標準対応しているのは、3つの中ではVOYAGEです。
Stripeと連携して記事単位の有料化や継続課金ができます。
REHUBやmeetsは有料記事販売の機能を持たないため、コンテンツ販売を収益の柱にしたい場合はVOYAGEを軸に考えるのがわかりやすいです。
自分で記事を書かずに運営できるメディアテーマはありますか?
ユーザーの口コミ・レビュー投稿でコンテンツが増えていく設計になっているのはREHUBです。
スター評価やランキング、絞り込み検索など、投稿が集まる前提の機能が揃っています。
一方でVOYAGEとmeetsは、自分(自社)で記事を書いて発信するスタイル向けなので、運営方針がどちらかで選ぶテーマが変わります。
写真や動画を主役にしたメディアにはどれが向いていますか?
ビジュアルを前面に出すならmeetsが向いています。
フルスクリーンのヘッダー動画やパララックス、ギャラリー演出など、写真・動画で世界観を見せる仕組みが揃っています。
VOYAGEもアニメーション演出は豊富ですが、記事を読ませることに比重があります。
観光・地域・ライフスタイル系のように写真映えするテーマなら、まずmeetsを検討してみてください。
メディアを立ち上げるとき、記事の画像はどれくらい用意が必要ですか?
メディアテーマはアイキャッチや本文画像で見栄えが決まる部分が大きく、特にmeetsのようなビジュアル重視のテーマはデモと同等の仕上がりにするために質の高い素材を相応の量そろえる必要があります。
テキスト主体で運営したい場合は、画像準備の負担が比較的軽いVOYAGEの方が始めやすい場面もあります。
素材の確保量を先に見積もっておくと、テーマ選びの判断がしやすくなります。
多言語・インバウンド向けのメディアにも対応できますか?
3つの中で多言語デモ(日本語・中国語・英語)が用意されているのはmeetsで、海外向けや観光・インバウンド系のメディアと相性が良いテーマです。
VOYAGEやREHUBの多言語まわりの詳しい対応状況は、公式サイトのデモや仕様で確認しておくと確実です。
海外向けの発信を前提にするなら、まずmeetsのデモを見ておくのがおすすめです。
まとめ
Webメディア向けのWordPressテーマは、「どんなコンテンツを、どう届けたいか」によって最適なテーマが変わります。
本格的なWebメディアを構築し、コンテンツ販売まで見据えるならVOYAGE。
口コミやレビューの力でコンテンツを集めるメディアを作るならREHUB。
写真や動画の魅力を前面に出したビジュアルメディアをまず手頃に始めるならmeets。
テーマ選びで迷った際は、まず自分のメディアの収益モデルとコンテンツの方向性を整理してみてください。
導入前にデモサイトで実際の表示を確認しておくと、判断しやすいです。
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