
ジムやスタジオのサイトで、開いた瞬間に店舗の空気感を伝えたい。
TCDのMAXXは、写真をグリッドに敷き詰めたヘッダーで第一印象を作り込む、店舗集客向けのWordPressテーマです。
この記事では、MAXXについて制作現場の視点から、
・どのようなサイト制作に向いているテーマなのか
・実装や提案の場面で感じるメリット
・逆に選ばない方がよいケース
といったポイントを整理して解説していきます。
目次
MAXXとはどんなWordPressテーマか

MAXXは、スポーツジムやヨガスタジオなど、実店舗を構える事業者向けに設計されたWordPressテーマです。
デモサイトもトレーニングジムやボクシングジムを想定した作りになっています。
特徴的なのは、集客・ブランディング・収益化を1つのサイトに集約するという設計思想です。
広告に依存せず、自社サイトから見込み客を集める前提でページ構成が組まれています。
そのため、単に見た目の良い店舗サイトを作るテーマというより、ブログ記事で地域の見込み客を拾い、サービス紹介ページで内容を伝え、問い合わせにつなげるという一連の流れが最初から想定されています。
ポイント
業種を限定せずに使える汎用性の高さも、MAXXの特徴のひとつです。
店舗サイトに必要な要素が一通り揃っていながら、価格帯はTCDの中でも抑えめです。
予算の限られた案件で候補に挙げやすいテーマと言えます。
MAXXの主な搭載機能 一覧
- グリッド表示・スライダー・動画から選べるトップヘッダー
- MP4・YouTube動画のフルスクリーン再生
- カスタム投稿タイプ「プログラム」(カテゴリー別一覧を自動生成)
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- 最大6カラムまで分割できるページビルダー
- プライスメニュー・店舗営業日・スタッフ出勤表の作成機能
- スマホ専用フッターバー(アイコン6種)
- ロールオーバーアクション3タイプ(ズーム・スライド・フェード)
- カスタムカラー機能(メイン・第2カラー)
- ページごとのmeta title・meta description設定
- レスポンシブ対応(PC/タブレット/スマホ)
MAXXの特徴と強み
正方形・縦長・横長を自動判別するグリッドヘッダー

MAXXの看板機能が、トップページのグリッド分割ヘッダーです。
アップロードした画像の縦横比を自動で判別してレイアウトされるため、複数の写真を並べても崩れにくい作りになっています。
デモサイトでは左右対称に画像を配置し、視線が中央に集まる構成になっています。
1枚のメインビジュアルで見せるテーマとは、そもそもの伝え方が違うわけです。
複数枚の写真を面で見せるファーストビューを持つテーマは、有料テーマの中でもそう多くありません。
開いた瞬間に他社サイトとの違いが出せる点は、提案の場でも説明しやすい部分です。
グリッド以外にスライダーや動画への切り替えもでき、画面いっぱいにMP4やYouTube動画を流すこともできます。
素材の状況に応じて表現を変えられる点は、制作側としても扱いやすい部分です。
カスタム投稿「プログラム」でサービス一覧が自動生成される

MAXXには、トレーニング内容やコースを紹介するためのカスタム投稿タイプ「プログラム」が用意されています。
詳細ページにカテゴリーを付与すると、一覧ページが自動的に生成される仕組みです。
固定ページでサービス一覧を作ると、コースが増えるたびに手作業で追記することになります。
ポイント
プライスメニュー・営業日・スタッフ出勤表を作れるページビルダー

記事内を最大6カラムまで分割できるページビルダーが標準装備されており、スライダーやタブ、Googleマップなどを差し込めます。
さらに店舗サイトで必要になりやすい「プライスメニュー」「店舗営業日」「スタッフ出勤表」を作る機能も用意されています。
料金表と営業情報をプラグインなしで整えられるのは、店舗案件では地味に効いてくるポイントです。
店舗系テーマを横並びで比較したい場合は、こちらの記事も参考になります。
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スマホ専用フッターバーで問い合わせ導線を確保できる

スマホ表示時に画面下部へ固定されるフッターバーを搭載しており、電話・問い合わせ・シェアなど6種類のアイコンから選んで表示できます。
任意のURLも設定可能です。
店舗サイトは移動中や外出先から見られることが多く、その場で電話をかけてもらえるかどうかが成果を左右します。
常に指の届く位置にボタンが残る設計は、店舗用途では扱いやすい仕組みです。
制作目線で見たMAXXの使いどころ

MAXXがはまるのは、写真で雰囲気を伝えられる実店舗の案件です。
ジムやスタジオはもちろん、施設の中を見せることが説得材料になる業態全般と相性があります。
特に、料金プランやコースが複数あり、それぞれを個別に説明したい店舗では使いやすいテーマです。
プログラム投稿とプライスメニューで、コース紹介から料金提示までを1本の流れとして組み立てられます。
おすすめの一例
トレーニングジム・ボクシングジム・ヨガスタジオ・ボルダリング施設・ダンススクールなど
体験や設備を写真で見せられる業態で使いどころが多くなります。
また、MAXXの使いどころは実店舗のサイトだけにとどまりません。
プログラムページはトレーニング内容に限らず、商品の写真や特徴を並べる詳細ページとしても機能します。
そのため、スポーツ用品店やゴルフ場のような店舗に加えて、車やデザイナーズ家具といったプロダクトを訴求するサイト、商品企画を提案するサイトにも展開できます。
グリッドヘッダーで世界観を作り、プログラムページで個別の商品を見せるという組み方です。

タブレットやスマホでも同様の構成となります。
コーポレートサイトとして使う場合も、ヘッダー下のコンテンツを表示・非表示で調整すれば、事業内容を落ち着いて見せる構成に寄せられます。
1テーマで対応できる業種の幅は広く、12,980円という水準はTCDの中でも下位に位置するため、テーマ代を抑えたい案件や、まず1サイト試してみたいクライアントに出しやすい選択肢になります。
一方で、静かで上品な世界観を求められる案件では、MAXXの持ち味である力強さが噛み合わないこともあります。
店舗の雰囲気がどちら寄りかを先に確認しておくと、提案の精度が上がります。
導入前に知っておきたいポイント

MAXXを導入するうえで最初に設計しておきたいのが、看板であるグリッドヘッダーをどう使うかです。
ここの決め方でサイト全体の印象がほぼ決まります。
分割構成は「写真の縦横比」から逆算して決める
グリッドヘッダーは画像の縦横比を自動判別してレイアウトされるため、用意した写真の形がそのまま構成に反映されます。
つまり、レイアウトを先に決めてから写真を探すと、狙った並びにならないことがあります。
ポイント
素材が揃わない場合はスライダー・動画に切り替える
グリッドは枚数が揃ってこそ成立する見せ方です。
使える写真が2〜3枚しかない状態で無理に敷き詰めると、かえって粗さが目立ちます。
MAXXはヘッダーをスライダーや動画へ切り替えられるので、素材が足りないときは1点集中型に振ってしまう方が仕上がりは安定します。
撮影の予定があるかどうかを、初回のヒアリングで確認しておきたいところです。
ヘッダー下のコンテンツは表示・非表示で調整する
ヘッダー直下のコンテンツは表示・非表示を選択できます。
ヘッダーで強く見せた後にどこまで情報を続けるかは、店舗の情報量によって変わります。
コース数が少ない店舗であれば、あえて非表示にして問い合わせまでの距離を縮める組み方もできます。
ここは公開後にも調整しやすい部分なので、運用しながら詰めていく前提で構いません。
逆にMAXXが向いていないケース

予約・スタッフのスケジュール運用まで一体化したい場合
MAXXにはスタッフ出勤表を作る機能はありますが、予約の受付や管理そのものを担う仕組みは持っていません。
外部の予約サービスへ誘導する形が前提になります。
スタッフとスケジュールを連動させて運用したい場合は、その設計を持つテーマの方が扱いやすくなります。
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清潔感や安心感を主軸に見せたい医療・治療系の場合
MAXXは視線を掴むインパクトを軸に設計されたテーマです。
落ち着いた印象や信頼性を第一に伝えたい医療・治療系の案件では、その強さが逆に働くことがあります。
クリニックや治療院のように安心感が判断材料になる業態では、清潔感を前提に組まれたテーマの方が向いています。
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商品販売(EC)を主軸に据えたい場合
MAXXのプログラム投稿は商品PRページとしても使えますが、カート機能そのものは備えていません。
決済や在庫管理まで含めた運用には設計が届かない部分があります。
物販が事業の中心になる場合は、EC構築を前提としたテーマから選ぶ方が結果的に手間が少なくなります。
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お客様の声|MAXXを導入したユーザーの総評

MAXXについては、テーマ単体でまとまったユーザーレビューを確認できる情報源が限られています。
公式・第三者メディアのいずれでも、評価を体系的に集めた記述は多くありません。
ただし、MAXXで制作された実際のサイトは第三者メディアの事例集で複数紹介されており、ジムやスタジオに加えて接骨院など、店舗系で幅広く使われている状況が確認できます。
デモサイトのスポーツ系イメージに限定されないテーマだと言えます。
ポイント
設計から読み取れる特性としては、プログラム投稿とブログを継続的に更新していくスタイルに向いたテーマです。
作って終わりではなく、コース追加や情報発信を店舗側で回していく前提の運用と噛み合います。
MAXXの価格・詳細
MAXX

| MAXX 基本情報 | |
| テーマ名 | MAXX(tcd043) |
| 開発元 | TCD(株式会社デザインプラス) |
| 価格 | 12,980円(税込 14,278円) |
| 主な用途 | 店舗サイト / 施設サイト / サービス紹介 |
| 特徴的な機能 | グリッド分割ヘッダー、カスタム投稿「プログラム」、プライスメニュー・営業日・スタッフ出勤表、スマホ専用フッターバー |
| 向いている業種・ケース | ジム・ヨガスタジオ・ボルダリング施設・ダンススクールなど、設備や雰囲気を写真で見せられる実店舗 |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
まとめ|MAXXは「写真で店舗を見せたい案件」で検討したいテーマ
MAXXは、グリッドヘッダーで第一印象を作り、プログラム投稿とプライスメニューでサービス・料金を伝えるところまでを1本でまかなえるテーマです。
複数枚の写真を面で見せるファーストビューは、他のテーマでは代替しにくい部分と言えます。
デモサイトのスポーツ系イメージが目を引きますが、画像とカラーを入れ替えれば店舗以外の商品訴求サイトや企画販売サイトにも展開できます。
12,980円という価格を踏まえると、汎用性の面でも扱いやすいテーマです。
ポイント
テーマ選びに迷った際は、「写真で見せられる素材が揃っているか」を基準にすると判断しやすくなります。
詳細な機能確認やデモサイトの確認は、公式サイトで行えます。
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