
士業の事務所サイトを制作・リニューアルしようとしている方に向けた記事です。
税理士・社労士・弁護士など士業のサイトは、一般的なコーポレートサイトとは少し求められるものが異なります。
「この事務所に任せて大丈夫か」という信頼感が伝わること、サービス内容が整理されていること、問い合わせにつながる導線があること。
こうした要素が揃って初めて、集客やブランディングの効果が出てきます。
ただ、WordPressテーマは種類が多く、どのテーマが士業に合っているのかを判断するのは簡単ではありません。
本記事では、士業サイトに向いているTCDのWordPressテーマを3つ厳選し、制作者目線で比較しました。
それぞれの強みや向いているケースを整理しているので、テーマ選びの判断材料として活用してください。
目次
士業のサイトでWordPressテーマを選ぶときのポイント

士業サイトのテーマ選びでは、見た目の良さだけでなく、業種特有の要件を満たしているかがポイントになります。
以下の3つを意識して選ぶと、制作後の運用もスムーズに進みやすくなります。
① 信頼感・誠実さが伝わるデザイン設計
士業は「信頼できるかどうか」が依頼の判断基準になりやすい業種です。派手さよりも落ち着きがあり、事務所の専門性や誠実さが自然に伝わるデザインを選ぶことが大切です。
② サービス内容・実績を整理して見せられるページ構成
税務顧問・会社設立・助成金申請など、複数のサービスを扱う事務所では、それぞれの内容を分かりやすく整理できるページ構成が必要です。実績やお客様の声をまとめて見せられる設計があると、説得力が増します。
③ 問い合わせ・無料相談への導線設計
士業サイトのゴールは「問い合わせ」や「相談予約」につながることです。スマホでもすぐに電話やフォームにアクセスできる固定フッターバーや、サービスページから問い合わせへ自然に誘導する導線が重要になります。
以下で紹介する3つのテーマは、これらの要件を満たすものを選んでいます。
比較一覧
| 比較一覧 | |||
| 項目 | AIDER | BLAZE | FAKE |
| 特徴 | 士業に特化した信頼設計テーマ | LP型の構成で問い合わせ獲得に強い | シンプル設計で短期間構築が可能 |
| デザインの方向性 | 落ち着き・誠実系 | スタイリッシュ・営業系 | モダン・ミニマル系 |
| 向いているケース | 税理士・社労士・弁護士の事務所サイト全般 | サービス訴求と問い合わせ獲得を重視する専門サービス | 開業直後のサイト立ち上げ・初めてのサイト構築 |
| 価格 | 36,900円(税込 40,590円) | 36,900円(税込 40,590円) | 33,000円(税込 36,300円) |
AIDER|士業サイトの定番。信頼設計と導線設計を両立したテーマ

AIDERは、税理士・社労士・会計士など、BtoB向けの士業サイトを前提に設計されたWordPressテーマです。
「信頼」「実績」「誠実さ」を自然に感じさせるデザインで構成されており、事務所の第一印象をきちんと伝えたい場合に選びやすいテーマと言えます。
このテーマが士業に向いている理由
士業サイトに必要なページ構成がはじめから用意されている点がAIDERの大きな強みです。
会社案内・サービス紹介・代表者プロフィール・お知らせ・ブログなど、士業事務所が載せるべき情報を一通りカバーしており、「何を載せればいいか分からない」という段階でも、フォーマットに沿って情報を入れていくだけで形になります。
また、カスタム投稿タイプ「サービス」と「お客様の声」が連動する仕組みになっている点も実務で役立ちます。
サービスページにはお客様の声への導線が自動的に組み込まれるため、訪問者がサービスの内容を見た後に、自然と実績・評価ページへ流れる設計です。
この導線は、成約率に直結するポイントとして制作時に重宝します。
LP作成機能も搭載されており、無料相談会やキャンペーン用のページもテーマ内で量産できます。
外部にLP制作を依頼する必要がなく、コストと時間の両面で効率的です。
注意点
士業に特化している分、サービス業全般やECサイトなど、士業以外の業種には構成が合わないケースがあります。
あくまで「士業の事務所サイトを作る」という用途で選ぶべきテーマです。
| AIDER 基本情報 | |
| テーマ名 | AIDER(TCD115) |
| 開発元 | TCD(株式会社デザインプラス) |
| 価格 | 36,900円(税込 40,590円) |
| 主な用途 | 士業事務所のコーポレートサイト |
| 特徴的な機能 | カスタム投稿「サービス」「お客様の声」連動、LP作成機能、コンテンツビルダー、スマホフッターバー |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
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BLAZE|LP型の構成で問い合わせ獲得に特化した営業型テーマ

BLAZEは、企業サイトとランディングページ(LP)を一つのテーマで両立できるWordPressテーマです。
トップページ自体がLP的な構成で設計されており、サービスの魅力を伝えてから問い合わせへ誘導するまでの流れを、1ページの中で自然に組み立てることができます。
このテーマが士業に向いている理由
士業の中でも、特に「問い合わせ数を増やしたい」「Web経由での集客を強化したい」という事務所に向いているテーマです。
一般的なコーポレートサイトのテーマは、会社情報を整理して見せることが主な目的ですが、BLAZEはそこに「営業力」を加えた設計がされています。
サービス紹介→導入事例→成約という流れをトップページ上で完結させられるため、広告からの流入に対しても成約までの導線が途切れにくいのが特徴です。
また、固定ページを使って独立したLPを複数作れるため、「相続税相談」「会社設立支援」「助成金申請」など、サービスごとに専用のLPを量産して広告と組み合わせる運用も可能です。
スクロールアニメーションやプロダクトフェードインなど、訪問者の注意を引きながら情報を伝える演出機能も充実しており、サービスの価値を段階的に伝えたい案件で使いやすい構成です。
注意点
LP型の構成が前提になっているため、情報を淡々と整理して見せたい落ち着いた印象のサイトには、やや方向性が異なります。
また、AIDERのように士業専用のページ構成が用意されているわけではないため、ページ設計を自分で組み立てる必要がある点も把握しておきましょう。
| BLAZE 基本情報 | |
| テーマ名 | BLAZE(TCD120) |
| 開発元 | TCD(株式会社デザインプラス) |
| 価格 | 36,900円(税込 40,590円) |
| 主な用途 | LP型の企業サイト・サービス訴求サイト |
| 特徴的な機能 | LP+企業サイト統合設計、LP量産機能、プロダクトフェードイン、スクロールアニメーション、有料記事機能 |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
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FAKE|開業直後の士業に。低コスト・短期間で立ち上げられるコーポレートテーマ

FAKEは、スタートアップ・ベンチャー企業向けに設計されたコーポレートサイト用WordPressテーマです。
機能をあえて絞り込んだシンプルな設計が特徴で、必要最低限の設定でサイトを立ち上げられるよう設計されています。
このテーマが士業に向いている理由
独立開業直後の税理士・社労士・弁護士にとって、サイト制作に多くの時間と費用をかけるのは現実的ではありません。
FAKEは「限られたリソースの中で、まずは信頼感のあるサイトを持つ」という段階にちょうどいいテーマです。
コンテンツビルダーを使えば、専門知識なしでトップページを構成でき、会社概要(ABOUT)、代表メッセージ(MESSAGE)、採用情報(RECRUIT)といった固定ページテンプレートも標準装備されています。
士業事務所に必要な基本ページを、テンプレートに沿って埋めていくだけで形にできます。
カスタム投稿タイプ「実績」もあるため、対応事例を整理して見せることも可能です。
価格も33,000円(税込 36,300円)と、今回紹介した3テーマの中で最も手頃で、「まずはサイトを持っておきたい」というフェーズの事務所にとって導入しやすい選択肢です。
注意点
機能を絞り込んだ設計のため、AIDERのようなサービスページとお客様の声の連動や、BLAZEのようなLP型の営業導線は搭載されていません。
事務所の成長に合わせて、より多機能なテーマへリニューアルする前提で選ぶのが現実的です。
| FAKE 基本情報 | |
| テーマ名 | FAKE(TCD074) |
| 開発元 | TCD(株式会社デザインプラス) |
| 価格 | 33,000円(税込 36,300円) |
| 主な用途 | スタートアップ・ベンチャーのコーポレートサイト |
| 特徴的な機能 | コンテンツビルダー、カスタム投稿「実績」、固定ページテンプレート(ABOUT・MESSAGE・RECRUIT)、ページビルダー、モバイル動画ヘッダー |
| 公式サイト | → 公式サイトを見る |
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【FAKE】TCD WordPressテーマ|スタートアップ・ベンチャーのコーポレートサイトに向いている理由
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迷ったときの選び方ガイド

3つのテーマの中で迷った場合は、事務所の現在のフェーズと優先したいポイントで判断するのが分かりやすいです。
まず、士業に特化した構成を求めるかどうかで大きく分かれます。
「サービスページやお客様の声など、士業に必要なページを一通り揃えたサイトを作りたい」という場合は、AIDERが最も合いやすいテーマです。
構成に迷いにくく、制作者にとっても提案しやすいのが利点です。
次に、問い合わせや集客の仕組みを重視するかどうか。
「Web広告と組み合わせて問い合わせ数を増やしたい」「サービスごとにLPを作って運用したい」という場合は、BLAZEの導線設計が力を発揮します。
そして、コストとスピードを最優先にしたい場合。
「開業直後でまずはサイトを持ちたい」「時間も予算もかけずに形にしたい」という段階なら、FAKEが現実的な選択肢になります。
ポイント
・問い合わせ獲得・Web集客を重視したい → BLAZE
・コストを抑えてまず形にしたい → FAKE
まとめ
士業のサイトは、信頼感・サービスの分かりやすさ・問い合わせ導線の3つが揃って初めて機能します。
今回紹介した3つのテーマは、それぞれアプローチは異なりますが、いずれも士業サイトの要件を満たせる設計です。
AIDERは士業に特化した構成で安定感がありますし、BLAZEはLP型の営業導線で集客に強い。
FAKEはコストとスピードを重視したい開業期に使いやすいテーマです。
制作の目的と事務所の現在のフェーズに合わせて選ぶことで、失敗しにくいテーマ選びができるはずです。
まだ迷っている方は、TCDテーマの全体像を把握できる完全ガイドも参考にしてみてください。
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